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   番外編〜春の甲子園、横浜高校が優勝しました。       

 

レポート:長谷川 尚哉・冴子

〜施術者冥利に尽きます。横浜高校野球部員がグランドを〜
今回のレポートは少々ミーハーにさせて頂きます。我が治療院で中学時代から拝見している男子が横浜高校の野球部に所属、念願の甲子園でがんばってきましたので報告させて下さい。横浜高校野球部といえば野球界では知らぬ人のいない名門校。彼は子供時代からのあこがれ、甲子園に出ることを夢見た中学生でした。中学生としては大柄な、でもまだまだ体を鍛えなければならないプレイヤーとして、我が治療院でコンディショニングを担当させてもらっていました。練習の日々に疲れ、関節の不具合、筋肉痛とも戦いながら横浜高校へ入学。さらに激しい練習に耐え、レギュラー入りを果たしました。ポジションの関係でベンチ入りとなりましたが、晴れて選抜の甲子園グランドに立ったのです。僕たちとしてはそれは親心。見に行かないわけにはいかない、と、第一回戦を観戦してきました。

 夜行バスに揺られ、大阪駅に着いたのが午前7時。甲子園球場へ急ぎました。生まれて初めての甲子園球場。ここでこれから全国の高校野球部の頂点を争うのです。どきどきしました。第一回戦は午後1時から。観戦の場は1塁アルプススタンドです。

 グランドで練習を始めたナインの中に彼はいました。はつらつと、これから起こる勝利のためにレギュラー陣を支える姿にも感激。もともと有力校と目されていましたが、やはり勝負事。一回戦は必ず見ておこうと足を運んだわけです。アルプススタンドから見ると顔色すら分かりませんが、背番号を追って、まるで親のように彼の姿を見ていました。

アルプススタンドを埋めた野球部員と応援の人たち。 暑い甲子園が始まります。


試合前の挨拶にこちらにやってきました。笑顔ですね。これから一回戦が始まります。一回戦は1−0で勝利。横浜高校の守備が功を奏して大切な1点を守りきりました。無事に勝ち上がったことを喜び、帰路につきました。

その後、順調に勝ち進んで、決勝にコマをすすめましたが、雨のため準決勝が順延となった関係で、私たちの休診日に決勝の予定となり、我慢することが出来ずにもう一回応援に行くことに。月曜の夜半から自家用車をとばしての応援です。

 無事に到着し、決勝戦のチケットを購入。思わず一枚。これから決勝戦です。応援にも力が入ります。

 決勝戦にはスターティングメンバーに名を連ねました。彼のあこがれの甲子園で、掲示されたスコアボードは想い出に残ることでしょう。

 結果は記録に残る21−0と大勝。打撃、盗塁、守備と素晴らしい試合でした。清峰高校もがんばったのですが、準優勝です。高校野球の素晴らしさを堪能しました。

 スコアボードのオーロラビジョンに映る彼。笑顔で校歌を斉唱。僕たちが感激した瞬間です。

優勝旗を掲げ、閉会式を行進。夏の甲子園もがんばってもらいたいものです。アスリートにとって怪我をせず、パフォーマンスをあげることは重要なことです。鍼灸マッサージの治療院はそんな選手達の縁の下の力持ちなのだなあと感じます。多くの種目の選手達を見ていますが、この様に大きな舞台で活躍してくれる事は僕らの喜びでもあります。また夏の甲子園もがんばってもらいたいですね。



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