鍼等の医療廃棄物も環境を配慮することが必要

医療廃棄物が最終処理場で山積みなっていたり、それを処分するための加熱でダイオキシンが発生したり・・・こんな事では身体の健康のために健康を害する物質が出来てしまう。


平成3年10月に「改正廃棄物処理法」ができ、平成4年7月から施行されました。治療院で出る廃棄物は「特別管理産業廃棄物の中の感染性産業廃棄物」として取り扱われています。これまでは産業廃棄物は最終処理場と呼ばれる山肌にゴムを敷き詰め、土壌の汚染を防いだ処理場などに埋め立て処分をしていましたが、それらから有害物質(PCBやダイオキシン類)が近隣の里山に漏れ出したり、ばいじんが近隣に降り注いでいることが問題となりました。

1.ダイオキシン類は野焼き、高温処理が不可能な処理施設から排出されている。

2.ばいじんは燃焼時に排ガスと共に一般家庭に降り注いでいる。

3.一酸化炭素も同じように焼却処理で産生されている。

というわけです。したがって私たち医療従事者もそれらの公害に関与しているのかもしれません。そのために平成9年から規制が強化されています。当院ではそのような無責任な方法はとりたくありません。そこで、このような業者さんに依頼することにしました。

 

 ?    ダイオキシンを出さない処理方法?
ダイオキシンを出さない処理方法を使えば環境にも安心。しかし、どのように?それはもっと高温で、速やかに熱処理すること。これがメスキュード処理です。大磯治療院では廃棄物の処理をメスキュード処理会社に委託しています。

 

当院で用いている処理容器〜これごと2000度で一気に溶解するのでダイオキシンが出ないのです。

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