2002/04/27 GW寸前です・・・

GW寸前です。
お店がリニューアルして早、1ヶ月。
だんだんと治療院のほうも落ち着いてきました(常連のeさんは段ボールの中で・・というが(笑い))。
さて、精油は飲む?、飲まない?原液塗布?マッサージはダメよ?いや大丈夫?いろいろな精油に関わる疑問がありますね。でも今日は少し違う方向から・・・・

マスターは酒を扱う・・・(ちなみにOISO's Barは架空のお店です。お問い合わせいただきましたが、実際にはお酒をお出ししたりは致しておりませんし、カウンターもないのです・・・)バーテンダーのマスターとしては「お客さんにステキなひとときを過ごしてほしい」「美味しいカクテルやお酒をお出ししたい」と考えているものです。だからお酒をこよなく愛する。

そして、アロマセラピストで、鍼灸マッサージ師だから、精油も鍼灸も愛します。精油の管理や道具の消毒にも気を遣う・・・・。そしてもっとも大切なのが、対象となるお相手。つまりヒトですね。これはBarでも同じ。どんなにお酒に詳しく、うんちくがあってもお客さんが来なきゃ意味ないもん。そしてお客さんにあわせられなきゃ認めてもらえない・・・。

例えば・・お酒にはえらく詳しいマスター・・・お酒に関しては何でもござれですね。でもグラスは埃だらけ、指の垢や口紅がべっとり(笑い)。これじゃあダメよね。逆に内装はばっちり!!きれいどころも用意した・・でも水割りしか作れない・・・これもダメよね。そこんとこのバランスが必要。

さて、ヒトの身体はどうなってるの?をやるために勉強会を頑張ってる・・・マスターとしては少しでも多くの人に人の身体のことを知ってもらいたいのです。

今日は「ヘルニア」のお話・・・(分かる人には分かると思うが)ヘルニア・・といえば多くの方が想像するのが「腰痛」・・・。しかし、腰痛だけではないのがヘルニア・・ヘルニアはそもそも「脱腸」を指すことになっている。つまり、私ヘルニアでさあ!!といっている方は「椎間板ヘルニア」か「脱腸」か「頚部の椎間板ヘルニア」か???まだ分からない。そこで聞いてみるんです・・「なにヘルニアでしょうか?」(シンプルだ)。「検査、診断は?」等ね。そして、その人にどうするべき?どうしてはいけないか?が分かってくる。そうしないと「悪化させたら大変」だもん。それが大切。まあ、一般的には「腰椎椎間板ヘルニア」が多いと考えても・・・・

腰椎椎間板ヘルニア例では「くしゃみ」等による発症もあるんです。因果関係を知るには家族歴、既往歴などを聞き出せる能力が必要。決して「アロマではヘルニアになることはないでしょう」等とはいわないことです。一方「腰椎椎間板ヘルニア」では保存療法か手術療法かという経緯をとります。つまり手術しないで「いわゆるヘルニア持ち」として生活している方は意外と多い。その場合、基本問診で確認しておかないと禁忌となる「強く押す」「揉む」「急激に引っ張る」「関節の可動域を越えた応力でストレッチする」をやってしまうことに・・・。悪化すればもめ事になる・・・。揉んでもめ事(はぁ〜)。

それ以外にも身体を触るためにはいろいろ知っておきたい事柄があるんです。だから精油精油ばかりになってもいけない・・身体からだからだ〜からだ〜を〜まな〜ぶと〜♪というわけ。忘れてはいけない。バランスのこと。

より多くの人が「クライアントを中心に」考えてアロマ、そうなってほしいものです。そうそう、ちなみに「基本の土台をしっかりしないと、ただ砂上の楼閣をつくってもだめよ〜」というのはバベルの塔の時代から・・いまでも脈々と息づいてる。うちの講座(通信解剖)なんて「手書きで3回書いて提出」だもんね(笑い)。

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